薬の影響1

イタリアで妊娠中ですが流産を防ぐために毎日皮下注射をしていますが薬剤が心配です。
私は、3度体外受精をしてだめだったのですが、39歳で自然妊娠をしました。でも、11週目にして流産しました。
そして、43歳にして再度自然妊娠したわけですが、イタリアの病院(今、イタリアに住んでいる)で、流産した時の原因がわからないと言われ、流産を防ぐために毎日皮下注射をしています。
日本語の名前はわからないのですが、イタリア語では、SELEPARINA2.850U.I antiXa/0.3ml soluzione iniettabile -NADROPARINA CALCICA- (Antitrombotici- derivati dall'eparina)というものです。ドクターからは、出産までこの注射をしたほうがいいと言われました。
今、イタリアなんですが、日本に帰らなければならない事情がありまして、多分出産は日本でするようになると思います。
そこで、質問なですが、日本にも、流産をしにくいようにするような薬、もしくは注射のようなものはあるのでしょうか。

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回答 たまごママネット医師団
"SELEPARINA"はナドロパリンという薬剤の商品名であり、「低分子ヘパリン製剤」の一種です。ヘパリンというのは血が固まるのを防ぐ作用のある薬剤ですが、「低分子ヘパリン製剤」は従来のヘパリンに比べて副作用が軽度で効果が長続きするというメリットがあり、現在使用例が増加しています。使用目的はおもに「播種性血管内凝固症候群(全身の血管の中で血が固まってしまう病気)」や「血栓塞栓症(血管内に出来た血の塊(=血栓)が肺など重要な臓器の血管に詰まって急激な循環障害を起こす病気)」の治療や予防です。海外では習慣性流産の予防にも使用されるケースがあるようです。
  これは流産の原因の一部に「抗リン脂質抗体症候群」といって、やはり胎盤周囲の血管内に血栓が生じて血流障害を起こして流産を起こす病気が含まれているからです。 
  ただ抗リン脂質抗体症候群と診断のついていない原因不明の流産に対してこの薬剤を使用して、使用しなかった場合に比べてどれだけ生児の獲得率(=妊娠の成功率)が上昇するのか、まだ十分なデータは蓄積されていないと考えます。
また日本でも「フラグミン」などの低分子ヘパリンは販売されていますが、妊婦に対する使用は「禁忌」とされていて、よほどやむを得ない事情がないかぎり使いづらいのが現状です。
 それに代わる抗血栓薬としては従来から使用されているヘパリン製剤や低用量アスピリン製剤などがあります。また漢方薬の「柴苓湯」が有効であったという報告もあります。

43歳ですといくぶん流産のリスクは高くなりますが、担当医とご相談の上、最善の治療をお受けになってください。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.5.2


妊娠初期の麻黄湯は胎児に影響はありませんか?心配です。
最終月経が、2月8日〜14日でした。
今月に入っても高温期が続き、もしかして妊娠ノ?と思い、妊娠検査薬で調べてみたところ陽性反応が出てたので産婦人科に行きました。病院の先生に「妊娠されていますね」と聞き、すごくうれしかったです。
しかし、3月9日の夜中から高熱(38度〜39度)が出て病院に行ったところ、インフルエンザの診断を受けました。薬として、ツムラの麻黄湯(27番)の薬をもらい、3月10、11日のうち3回薬を飲みました。妊娠初期の大切な時にインフルエンザにかかり、発熱が赤ちゃんに影響がないのか、また、薬も大丈夫なのかとても心配です。何かの本で妊娠初期の4週〜7週は特に薬の服用には慎重にと書いてありました。
 お答えいただければ嬉しいです。よろしくお願いします。

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回答 たまごママネット医師団
まずインフルエンザウィルスについては現在まで明らかな催奇形性は認められていません。また妊娠初期の高熱が流産のリスクを高めるという報告もありますが、経過を見てちゃんと育っていれば大丈夫でしょう。漢方薬については現在まで催奇形性は報告されていませんので、担当医師の指導に従って使用されてもよいでしょう。

実際のところ毎年冬場になるとインフルエンザにかかる妊婦さんは決して少なくありませんが、それで胎児に悪影響が出たという報告をほとんど聞いたことがありませんので、あまりご心配にならないようにしてください。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.3.13

妊娠初期にナウゼリン、ポララミン、ロキソニンを服用しましたが中絶の必要があるのでしょうか?
妊娠30〜32日目にナウゼリン、ポララミン、ロキソニンを各5錠ずつ飲んでしまいました。
妊娠の可能性があると伝えていましたが、処方されました。
熱が下がらないため別の病院に行き、飲んではいけない薬だとわかりました。
胎児にはどのような影響があるのでしょうか。
影響が出る確率はどのぐらいでしょうか。
中絶の理由になるぐらい危険だと書いてあるHPもあり、33日目までは影響は心配しなくてよいと書いてあるHPもあるので混乱しています。教えてください。

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回答 たまごママネット医師団
妊娠30-32日目というのは薬剤が胎児の奇形を起こすか起こさないか、微妙な時期ですね。しかし服用された3種類の薬で特に胎児奇形を増加させることが確認されたものはありません。まったく薬を飲まなくても軽度のものを含めれば3?4%の子供に先天奇形が発生します。たまたま妊娠初期にある薬を飲んでいた妊婦から生まれた子供に奇形があったとしても、その頻度が低ければ(一般人口と比べて大差がなければ)、ただちにその薬剤が危険であるということにはなりません。

確かにナウゼリンは妊婦には使用しないように添付文書に書かれています。その理由は動物実験で催奇形作用が認められたからですが、動物実験ではわずかなリスクをも検出するために、体重や体表面積に換算して人体投与量の数十倍?数百倍もの薬剤を母獣に与えて胎仔奇形の有無を調べます。それでも奇形が発生しなければ比較的安心であるといえますが、奇形が発生したからといって、ただちに通常量のヒトでの使用で危険性が高まるわけではありません。

ポララミンは症状に応じて妊婦にも使用できます。ロキソニンは奇形の原因になるとは考えられていませんが、妊娠8ヶ月以後は胎児の血液循環を悪くするので使用できません。
いずれの薬剤も「中絶の理由になるぐらい危険」なものであるとは考えられていません。ただし今後はご注意ください。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.3.2

妊娠6週と4日に喉のクラミジアがでてジスロマック錠を処方されましたが影響が心配です。
妊娠している事は伝えたのですが、時期など聞かれなかったので伝えてないまま「妊娠中にも使われる薬だから」と言われたので飲みました。4〜7週は最も薬の影響が出やすい時期との事なので物凄く不安です。他の産婦人科に問い合わせてみた所「大丈夫」と「飲まない方がいい。他の薬に変えた方がいい」など。もし奇形や障害のある子が産まれたら・・・育てる自信がないので、中絶も考えてしまいます。赤ちゃんへの影響はどう妊娠6週と4日に喉のクラミジアがでてジスロマック錠を処方されました。妊娠している事は伝えたのですが、時期など聞かれなかったので伝えてないまま「妊娠中にも使われる薬だから」と言われたので飲みました。4〜7週は最も薬の影響が出やすい時期との事なので物凄く不安です。他の産婦人科に問い合わせてみた所「大丈夫」と「飲まない方がいい。他の薬に変えた方がいい」など。もし奇形や障害のある子が産まれたら・・・育てる自信がないので、中絶も考えてしまいます。赤ちゃんへの影響はどうなのでしょう?もしあるとすればどういう症状(赤ちゃんに)が出るのでしょうか?すみません・・・教えてください。お願いします。

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回答 たまごママネット医師団
「喉のクラミジア」感染について詳しい情報がわかりませんが、何らかの症状があって治療の必要があるのなら、妊娠初期であってもジスロマックの服用は可能です。
  ジスロマックは比較的新しい薬剤ですので、妊婦への使用経験は十分であるとはいえませんが、現在まで動物実験でも臨床例でも胎児への有害作用は報告されていません。
  もっと古くから使われていて妊娠中の安全性についてより豊富なデータがある薬剤として「エリスロマイシン」があります。ジスロマックに不安があればそちらに替えてもらってもよいと思いますが、効果や副作用の点でジスロマックが好ましいのであれば、そのままジスロマックを飲まれてもよいと考えます。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.2.28


薬の量を間違ってしまったのですが・・・ポララミン2mgです。
妊娠15週なのですが、風邪をひいてしまい、かかりつけの病院で薬をもらいました。
ポララミン2mgで朝1錠、夜1錠だったのですが・・・
間違って飲み終わるまで2錠づつ飲んでしまいました、気づいたのがすべて飲み終わってからなのですが、赤ちゃんに影響などありますか?
心配でたまりません・・・
薬は5日分処方されたのですが、1日目は朝晩と2錠づつ飲んで、次の日からは、あまりの眠さに夜のみ2錠づつ飲みました
こんなことは初めてなので凄く心配でたまりません・・・どうか宜しくお願いします

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回答  たまごママネット医師団
ポララミンは昔から使われている抗ヒスタミン薬であり、眠気などの副作用が比較的強いのですが、現在まで胎児への悪影響は認められていません。
 ポララミン2mgを朝1錠、夜1錠飲むように処方されていたが、1日目は朝晩2錠づつ(計4錠=8mg/日)飲んで、2日目からは夜のみ2錠づつ飲んだということですね。
ポララミンには1錠が6mgの製剤もあり、それを1日1−2回(6-12mg/日)服用する場合もありますので、あなたの服用量が過量で問題になることはないでしょうし、胎児への悪影響が現れる恐れもおそらくないでしょう。ただし今後はご注意ください。 衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.2.26

妊娠初期の点眼薬の影響が心配です。
最終月経開始日が1月12日、セックスは1月25日のみ、妊娠検査薬にて陽性反応が出ました。
病院へはまだ行ってません。2月15か16日から18日朝までに3から4回ガチフロ0.3%点眼液とフルオロメトロン0.02%点眼液Tを使用しました、また、アルギノン点眼液は2回使用しました。胎児への影響が非常に心配なのですが大丈夫でしょうか。よろしくお願いいたします。

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回答  たまごママネット医師団
点眼薬が結膜から吸収されて母体血中に入り、そこから胎児へ移行する量というのは本当に微々たるものです。おそらく胎児の血液中からそれらの薬剤を検出することは困難でしょう。
このような点眼薬の使用によって胎児が悪影響を受けるとは考えられませんので、眼科医師の指導に従って治療を受けられたらよいでしょう。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.2.18

妊娠初期のインフルエンザと診断され、タミフル、カフデコN,ニフランの胎児への影響が心配です。
2児の母親です。今回、妊娠に気づかず、インフルエンザにかかった為、タミフルを服用しました。
最終月経開始12月27日〜です。
インフルエンザと診断され、タミフル、カフデコN,ニフランを1月23日〜28日まで、服用しました。その後も、頭痛が引かない為、ボルタレンを2回ほど飲みました。
1月2日に、産婦人科へいき、妊娠しています。と言われましたが、タミフルの服用が気がかりで、先生に尋ねると、4週〜7週が、薬が影響あると言われました。
気になるのなら、お薬センターで聞いて下さいと、言われ、ますます、不安になりました。
その、危険な、4週目がちょうど、はいっています。
タミフルが、子どもに影響があるかは、定かではないということも、いろいろ、調べましたが、もしも、という不安が大きく、今回は、あきらめるべきかと、悩んでおります。
病院をいろいろかわったとしても、同じ答えしか、返ってこないですよね?
最終は、自分の判断しか、ないのでしょうか?

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回答  たまごママネット医師団
タミフル・カフコデN・二フランともに、私が調べた限りではヒトでの胎児奇形や発育発達異常との因果関係を疑わせる報告はないようです。
タミフルは青少年の異常行動との因果関係が議論されており、妊娠中も安易に飲まない方がよいでしょうが、現在までのところ胎児への有害作用は指摘されていないようです。

何も薬を飲まなくても、軽度のものを含めれば2-3%の子どもに先天奇形は発生しますが、上記薬剤の影響でその発生率が明らかに大きくなるとは考えられませんので、それだけを理由に中絶される必要はないでしょう。
今後は薬剤の使用にあたって十分ご注意ください。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.2.5

クラリシッド、ムコソルバン、アルピードの胎児への影響について教えてください。
今日で5週2日です。
最終生理は2007年12月16日〜21日。今日で5週2日です。
お聞きしたいのですが、4週2日まで耳鼻科でもらった薬の胎児への影響について教えてください。
クラリシッド50mg小児用
ムコソルバン錠       1日2回 朝夕食後
アルピード錠20 1日1回 夕食後を飲んでしまいました。
服用期間は12月9日〜1月16日まで毎日飲みました。
大丈夫でしょうか?ぜひ教えて下さい。
よろしくおねがいします。

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回答  たまごママネット医師団
服用された、クラリシッド、ムコソルバン、アルピードは何れも、胎児に対して奇形を起こすなどの明らかな有害事象は報告されていません。また、服用された時期に関しても、胎児には影響を及ぼしにくい時期と考えられます。よって今回の服薬については心配されずに妊娠継続されればよいと思います。
江見先生 小野レディースクリニック(小野市)08.1.31

ミグレニン(アンチピリン)の胎児への影響について教えてください。
現在 八ヶ月の妊婦です。
妊娠初期に頭痛に悩まされつずけ妊娠四ヶ月の時期 14週にどうにも我慢できなくなり,当時通院していた産婦人科にかかったところミグレニン〔ヒシヤマ〕とゆう粉薬を出されました.
飲んだところ数時間後に呼吸が苦しくなり貧血をおこして倒れてしまい、片耳が長時間聞こえなくなりました。 怖くなりそれ以来その薬は飲んでいません。
現在は里帰り出産のため転院しています。あとで調べてみると強い偏頭痛の薬だったようで胎児に障害をおこす可能性もあるような事も書いてあり不安でしかたありません。
もし障害を引き起こすのであればどのような物でしょうか??

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回答 たまごママネット医師団
「ミグレニン」は、アンチピリン("ピリン系"鎮痛薬)、カフェイン、クエン酸の合剤であり主要成分はアンチピリンですが、私の手持ちの2編の資料ではアンチピリンの催奇形性は認められていないということでした。妊娠14週の時点では胎児の身体の形はおおむね出来上がっており、1回飲んだだけで異常が生じるとは考えられないでしょう。赤ちゃんに異常があるかないかは生まれてみなければ(さらにその後も育ててみなければ)わかりませんが、あなたのお子様に限ってよその子どもよりも先天異常の発生率が高くなるということはないでしょう。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.1.24


有機溶剤の胎児への影響が心配です。
現在8週目なのですが、木工関係の学校に行っており、有機溶剤(ラッカー・ウレタン・シンナー等)を使用した塗装作業があり、胎児への影響が心配です。
塗装作業は、長くても1週間ぐらいで、一応塗装用のマスク・手袋はありますが、やはり止めた方がよいでしょうか?
また、現在つわり等の体の変化はないのですが、高齢初産なので学校(寮生活)は辞めて実家で暮らした方がよいでしょうか?

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回答  たまごママネット医師団
妊娠初期にトルエンなどの有機溶剤を大量に吸い込むと流産や胎児奇形が増加する恐れがありますが、このような報告は動物実験で大量投与したか、ヒトの場合には主に薬物乱用者が大量に吸入したケースであり、学校の実習で多少吸い込んだぐらいでただちに有害な影響が現れるとは考えられません。しかし妊娠がわかって不安があれば、担当者にその旨をお話ししてそのような実習は減免してもらってはいかがでしょうか?

現時点では寮生活がよいか、実家がよいかはご家族で話し合っていただければよいと思います。出産が近づけばおそらく実家の方がよさそうですね。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.1.16


妊娠に気付かず、不注意ですが睡眠導入剤 抗ヒスタミン系の薬を服用し、主治医から産むなら覚悟してといわれ不安です。
はじめまして。最近、妊娠がわかったのですが(4週目)、気になることがあります。
妊娠に気付かず、不注意ですが睡眠導入剤 抗ヒスタミン系の塩酸ジフェンヒドラミンを服用してしまいました。いろいろ調べてみたんですが、妊娠または妊娠の可能性がある人には服用禁止とあり、胎児にも影響が少なからずあると言う見解もあるようです。
最終月経が2007年11月25日からで、薬を飲んだのは12月24日と29日です。この他にも胃薬と風邪薬、バファリンも飲んでしまっています。先日、病院に行ったら、子宮から出血しているとも言われ、主治医からも薬の影響が出るかもと言われてしまいました。産むなら覚悟してとも言われてノ
不安でどうしたらいいかわかりません。

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回答 たまごママネット医師団
塩酸ジフェンヒドラミンは抗ヒスタミン薬ですが、吐き気止めの効果もあり、海外では妊娠悪阻(重症のつわり)に対して処方される場合もあるようですが、現在までのところ胎児への悪影響はほとんどないと考えられています。オーストラリアでは妊娠中に使用される薬剤の安全性について独自のクラス分類を設けていますが、この薬剤はもっとも安全性の高い"A分類"に含まれています。もちろん妊娠中ですので安易に使用しない方がよいでしょうが、すでに服用された分に関してことさら心配なさることはないでしょう。胃薬・風邪薬については中身がわかりませんが、一般的に市販のこれら薬剤ではっきりと催奇形性が認められているものはほとんどないでしょう。バファリンは妊娠末期には使用できませんが、ヒトで妊娠初期に使用して胎児奇形が増える恐れはないようです。

妊娠初期に少量の出血がみられることはしばしばありますし、また全体的にみれば15%前後の妊娠が流産に至ります。さらに薬剤の影響が一切なくとも3?4%の子どもに先天異常は発生します。しかし今回のお薬が原因でそうなるという恐れはほとんどないでしょう。

そういうことで大きな問題はないとおもわれますが、今後は薬剤の使用にあたって慎重を期してください。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.1.9

妊娠を知らずに服用したハイドロコドンという薬の胎児への影響が心配です。
本日最終月経は12月2日だったと思います。
現在米国滞在中、引っ越したばかりで産科の担当医も決めていない状態です。
1月3日 妊娠検査薬にて、陽性反応がでました。最終月経開始は12月2日でした。
先月 歯痛のため、ハイドロコドンという鎮痛剤を何回か服用しました。
Hydrocodone/APAPとあります。服用したのは、12月13日、14日、26日、27日、1月1日です。いずれも1日1回服用しました(説明書には6時間ごとに、必要に応じて。。。とあります)
全く妊娠に気づかなかったとはいえ、薬を服用してしまったことが 赤ちゃんに本当に申し訳ないです。ネットで調べたところ、妊婦には適さない薬のようです。赤ちゃんに何らかの影響を及ぼすでしょうか?4週からの薬の投与は胎児に影響を及ぼすというのを、どこかのネットでみて、朝5時の現在まで眠れず 不安な気持ちを抱えています。お忙しいと思いますが、どうかアドバイスをよろしくお願いします。

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回答  たまごママネット医師団
日本ではハイドロコドンという薬は販売されていませんが、海外の文献によれば日本でも咳止めとしてよく使われているコデインに類似した鎮痛薬・鎮咳薬のようです。米国ではかなり使用頻度は高いようですが、今日までヒトでの催奇形性を強く疑わせる報告は出されていないようです。
また最後に服用された時期が最終月経の初日から30日目であり、しかも少量であることから、胎児への悪影響の恐れは(あったとしても)非常に小さいでしょう。
今後は鎮痛薬・鎮咳薬の使用にあたっては主治医とよくご相談ください。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 08.1.6

クラリシッド200錠は胎児への影響はないのでしょうか?不安です。
妊娠5週目に入った時期に、鮮血がありました。
細菌による膣内の炎症ではないか?ということですぐにクラリシッド200錠を処方されました。
特に細菌検査などは行なった様子はなかったので
本当にそうなのか?と不安になったのと、鮮血はその時1回だけで、その後出血する様子がなかったので、3回飲んだだけでやめました。
3回でも、本当に飲んでよかったのか?不安になり、ネットで検索してみたら妊娠5週からは絶対に飲んではいけないと書いてあり、さらに不安になってしまいました。
胎児への影響は大丈夫でしょうか?

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回答  たまごママネット医師団
>ネットで検索してみたら妊娠5週からは絶対に飲んではいけないと書いてあり---
ネットの情報というのは、それが正確であるか不正確・不適切であるかをチェックするシステムがありません。つまり「書きたい放題」ですから、むやみに信用されないほうがよいでしょう。
クラリシッドの説明書(添付文書)にはこう書かれています。
「動物実験で母獣に悪影響が現れる高用量にて胎仔奇形が認められた」:動物実験ではわずかな奇形発生のリスクをも検出するために、体重kgあたりで人体の何十倍・何百倍もの高用量を妊娠動物(ネズミ・ウサギ・サルなど)に投与し、胎仔への悪影響を調査します。しかし薬の大量投与で母獣に副作用が現れて、たとえば極端な栄養失調を来したりすると、その結果として胎仔に悪影響が現れる場合があります。
  一般的に複数の動物種で催奇形性が認められなかった場合にはヒトの場合でも奇形発生のリスクは小さいのですが、逆に動物実験で大量投与によって奇形発生が認められても、通常の人体投与量では問題ないケースが多いのです。
  実際のところ、クラリシッドを含むマクロライド系抗生物質は 胎児奇形のリスクは低いと考えられており、妊娠中のクラミジア感染症やマイコプラズマ感染症に対して広く使用されています。したがってすでに服用された分についてはご心配には及ばないでしょう。
本当にクラリシッド服用が必要かどうかについては、担当医師とよくご相談ください。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.11.9

妊娠を知らずにりソセゴン7.5mg セルシン2.5mg、ペントシリン、ソレトン、ムコス、ペングッドを点滴や服用しましたが障害等を持って生まれないか心配です。
はじめまして。現在妊娠11週です。中国に住み始め、現在上海の病院に通っています。
経過は順調だとのことですが、言葉の壁もあり、やはり心配で、こちらに質問させていただきます。
実は妊娠に気づかず、3週目〜4週目あたりに入院して親知らずの抜歯をしてしまったのです。
病院の先生からは4週前なので、まぁ大丈夫、とのことでしたが、奇形の心配、自閉症、ダウン症などの危険性は何パセントぐらい上がるものなんでしょうか。
8月2日に最終月経が始まりました。
9月29日局所麻酔(親知らず3本分)と静脈よりソセゴン7.5mg セルシン2.5mg
使用抗生剤
点滴 ペントシリン 1g(8月29日術中、夕方、30日朝 各1回使用)
内服 ソレトン、ムコスタ毎食後 8月29日〜9月1日まで服用
   ペングッド 8月30日〜9月1日服用
以上の薬を使用してしまいましたので、それに伴う胎児への影響を教えてください。
心身ともに健康な子どもを産むことができるのでしょうか。
それとも障害を持った子と覚悟したほうがいいのでしょうか。よろしくお願いいたします。

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回答 たまごママネット医師団
使用された薬剤の中で、明らかに胎児奇形の原因となることが確認されているものはありません。またこれら薬剤とダウン症や自閉症との因果関係はないでしょう。さらに8月2日から最終月経があり、薬を使用されたのが9月1日までなら、時期的には胎児発育への影響はほとんどないでしょう。少なくともあなたのお子様が他のお子様に比べて先天奇形をもって生まれてくる確率が高くなるという根拠はありません。大事なことは何も薬を使わなくてもごく軽度のものを含めれば3-4%の赤ちゃんに何らかの先天奇形・異常が出生直後やその後の発育過程で見つかるものですが、それが取り返しのつかない不幸であると決めつけてしまわないことです。暖かい気持ちでおなかの赤ちゃんの成長を見守ってあげてください。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.10.20
妊娠初期のMetronidazole(フラジール)の胎児への影響について教えてください
カナダ在住です。
8月にPAPテストを受け、9月末に細菌性膣炎と診断されました。
妊娠しているとは知らずにMetronidazole(フラジール)内服 250mgを1日2錠飲むように言われ、9月28日から10月4日まで服用してしまいました。
最終月経は8月27日です。
同じ薬を飲んだ方の質問を拝見しましたが、服用した時期がずれており、また、こちらは日本のようにすぐスペシャリスト(産婦人科)に行くという事は出来ません。
 妊婦禁忌の薬との事なので、かなり不安でもしかしたら…と言う事も考えております。
この薬を飲むとどの位の確立でどの様な影響があるのでしょうか?
こちらの先生にも聞く予定ですが、日本の先生のご意見もぜひお伺いしたいと思いまして質問させて頂きました。宜しくお願いします。

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回答  たまごママネット医師団
 妊娠初期の胎児に対する薬の影響に関しては、「どのような薬」を「妊娠のどの時期」に服用したかが大事です。
 まず、服用時期に関してですが、月経周期は順調ですか?最近、月経は何日周期できていたでしょうか?今回基礎体温は測定されていませんでしたね?何らかの事情で受胎日を特定できますか(夫婦生活がこの日とこの日しかなかった、など)?
仮に月経が順調で30日周期とすれば、受胎は9月11日前後と推測され、服用開始は受胎後17日目からになりますので、薬の影響を受ける時期に入っていると考えられます。
 次にフラジールに関してですが、このフラジールのように妊娠中に禁止されている薬はたくさんあります。しかしその危険度のレベルは、薬によりまちまちで、本当に危険度の高い薬は、これらのなかでもほんの一部です。たまたま妊娠中に禁止される薬を飲んでしまったからといって、必ずしも危険性が高いわけではありません。
  フラジールの添付文書では以下のように書かれてあります。
「胎児に対する安全性は確立していないので、特に妊娠3ヶ月以内は経口投与しない。」とあり、具体的にある特定の奇形や障害が何%位発生していると、証明されているわけではないのです。
  日本のある大学の調査によると、妊婦939人中、15人(1.6%)が妊娠初期に催奇性が考えられるいろいろな薬を飲んでおられましたが、15人とも障害のない健康な赤ちゃんを出産されたという報告もあります。
また、逆に薬の服用などがない妊婦さんであっても一定の頻度で奇形などの発生が見られます。
 細菌性膣症という診断を付け、フラジールを投与することの多いそちらの産婦人科医の先生は、今回のようなケースを我々よりも多く経験されておられる可能性が高いと思いますので、その意見も参考にして下さい。
 今回、薬の内服という理由により中絶する必要なないと考えます。妊娠の可能性が考えられるならば、もう少し慎重であるべきでしたね。
江見先生 小野レディースクリニック(小野市)07.10.19

薬の影響が心配です。抗菌剤はタリビッドを服用しました。
妊娠とわかる前に、以前かかった膀胱炎のような症状(尿が近い、膀胱のあたりの痛みなど)があったために、そのとき処方していただいた抗菌剤を1錠飲んでしまいました。服用した抗菌剤はタリビッド100mg(1錠)です。
最後の月経は8月27日から5日間ありました。SEXは9月8日、10日です。薬を服用したのは9月23日で、妊娠がわかったのは9月28日です。病院にはまだいっていません。
以前流産した経験があり、待ち望んでいた妊娠なのですが薬の服用を思い出し、とても不安になっています。子どもにはどのような影響があるのでしょうか。中絶も視野に入れておいたほうがいいのでしょうか。

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回答  たまごママネット医師団
 お薬を服用されたのが9月23日ですから、最終月経初日から27日後のことになります。
多少早くに排卵・受精したとしても、この時期に使用した薬剤が胎児奇形を生じる恐れはほとんどないと考えられています。
  タリビッド自体にはヒトでの催奇形性は認められておらず、また長期間体内に残留する薬でもありませんので、1回服用したぐらいで心配されることはありません。
  しかし妊娠中に膀胱炎にかかった場合には、より安全と考えられているほかの薬剤(ペニシリン系・セフェム系抗生剤など)を使用したほうがよいでしょうから、頻尿や排尿痛があれば早めに担当医師にご相談ください。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.10.2

妊娠5週で飲んだ薬、メテルギン、フロモックス、ロキソニン影響が心配です。
4週6日で妊娠判明、その二日後に出血し病院へいきました。その時点であかちゃんがみえないということで流産と診断されました。
メテルギン、フロモックス、ロキソニンを一日3回5日分処方され5日間のみました。
1週間後、再度きてくださいといわれ、またいきました。
なかのものが全部できっていないので来週またきてください、もしそのとき残っていたら手術といわれ、その1週間後にまたいきました。
するとなんと、いないはずの赤ちゃんがいました。
7週で心拍も確認できました。
赤ちゃんが無事でとてもうれしかったのですが、薬の影響が心配です。
5週目にしかも妊婦が飲んではいけない子宮収縮止血剤・・・・。
赤ちゃんに影響があるのでしょうか?

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回答  たまごママネット医師団
ご心配なお気持ちはお察しします。
妊娠初期にエコー(超音波検査)で子宮内を観察しても胎児がはっきりと見えず、「今回は流産かな?」と思っていても、 次回来院時には明瞭に胎児心拍が確認されることはよくあります。それだけに流産の診断は慎重であらねばならないのですが、残念ながらあなたのようなケースについてときどき見聞することはあります。
 フロモックス(抗生剤)やロキソニン(鎮痛剤)については特に問題はないでしょう。
メテルギンについては強い子宮収縮作用がありますので、胎児への影響が懸念されますが、現在のところ流産徴候もなく順調に育っているようですね。その場合、生まれてきた赤ちゃんに先天奇形・異常が特に多いということはないようです。
つまり一般の赤ちゃんと変わらない、ということです。
もっとも限られた症例数での評価ですので絶対に安全無害であるなどと断定することはできませんが、それ故に妊娠中絶を考慮するほど胎児への悪影響が強いというわけではないようです。
したがって子どもさんを希望しておられるのなら、そのまま妊娠を継続されればよいでしょう。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.9.1

妊娠初期の薬の胎児への影響について教えてください。
中国在住です。
7月27日(8週0日)に妊娠の初診を受けに行った際、喘息持ちである事を告げ、現在風邪をひいていたので血液検査をして頂きました。
  結果炎症反応があり中国の抗生剤:Cefradine Capsules(0.25g/1錠)と漢方の風邪薬:OTC 双黄連口服液(10ml/1瓶)を処方されました。帰宅してから28日のお昼までに漢方薬を4本飲みましたが29日になって喘息の症状が酷くなり、処方された抗生剤を通常2錠のところ1錠飲んだのですが急に怖くなってこの中国の抗生剤は飲むのをやめました。
 しかし翌日も良くならず動くのもきつくなった為ネットで調べて、妊婦さんの発作時に処方されると言うメイアクト(Meiact tablet 100mg)が家にあったので、30日に昼夜で1錠ずつ飲みました。
今朝になって随分良くなり体が楽になってようやく冷静に考えられるようになって本当に怖くなってしまいました。その他にパルミコート:朝晩1吸入ずつとベロテック:苦しくなった際に1吸入(通常2吸入と言われていますがちょっと怖かったので1回につき1吸入していました。30日は2〜3時間に1吸入していました。)この時期の抗生剤や吸入薬は胎児に影響がありますか?

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回答  たまごママネット医師団
Cefradine"もメイアクトもともに"セフェム系抗生物質"というジャンルに属する薬剤ですが、一般的にこの系列の抗生剤は妊娠中でも比較的安心して使用できると考えられています。またパルミコートはステロイド吸入薬、ベロテックは気管支拡張吸入薬ですが、いずれも妊娠中の使用は可能です。
  漢方の風邪薬については手元に情報がありませんが、一般に生薬の配合から成る漢方薬で胎児奇形との因果関係が認められたものは現在のところありません。したがってお腹の赤ちゃんへの影響をそれほど心配される必要はないでしょう。
 しかし妊娠中は胎児に十分な酸素を供給するためにも、非妊時以上にしっかりと喘息発作を予防・治療する必要があります。自己判断でお薬を使ったり使わなかったりするのではなく、内科の担当医師とよく相談されて適切な治療を受けられた方がよいでしょう。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.8.4

黄色ブドウ球菌が検出されケフレックスを処方されましたが胎児に影響はないのでしょうか?
現在アメリカに住んでおりますが、妊娠8週めの内診で膣培養から多くの黄色ブドウ球菌が発見され即治療が必要と言われました。妊娠9週目にかけCEPHALEXIN 500MG(KEFLEX)を一週間 6時間置き一日4回(夜中も)処方され、何度も主治医の先生に相談しましたが、『今まで妊婦がこの菌に感染されているケース見たこと無いが、この薬は比較的安全に使用されているから大丈夫、子どもに影響したという事も聞いた事が無い、ただ100%大丈夫とは言い切れないが、今この菌を殺す事が一番やらなきゃいけない事、お薬を飲んでください』の一点張りでした。
 またこの菌を即退治しないと胎児に感染したら大変な事になりかねないとの事で、担当医の言うがままこれを信じ飲み続けました。色々調べても黄色ブドウ球菌に感染している妊婦の例が無く、この菌と薬がどれくらい胎児に影響するのかも分かりません。この薬を飲んだ時期が9週目〜10週目にかけての1週間、子どもの器官形成時期なのでかなりの影響があるんじゃないかと悩んでおります。
また子どもが感染してしまっていたらどんな事になるのでしょうか。
また羊水検査で、胎児が感染されていたら分かるのでしょうか。

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回答  たまごママネット医師団
 膣の中は、「乳酸桿菌」といわれる常在細菌が存在し、この細菌の分泌する乳酸により酸性の状態に保たれています。膣内の酸性化により、異常細菌の発育を抑制する環境が作られており、これを膣の「自浄作用」と呼んでいます。かたや「黄色ブドウ球菌」は、人体の皮膚表面、毛孔、鼻腔内に存在する常在細菌であり、約30%のヒトが保有していると言われている、いうならば非常に馴染みのある細菌です。ですから膣内の分泌物検査をして、黄色ブ菌が陽性であるのを見たことがない、というほど稀なものではありません。
 帯下が増えたり時に悪臭などの症状があったり、また無症状のこともありますが、膣の中に異常細菌が検出されることを「細菌性膣症」といいます。
 さて妊娠中の細菌性膣症については、子宮頚管炎や羊膜絨毛膜炎を引き起こすことによる流産や早産、破水との関連から注目されています。今回スクリーニング検査として受けられたのもこの理由からだと思います。しかし、細菌性膣症があると流早産しやすいというデータと、あってもなかっても関係がないというデータがあります。また治療をすれば流早産を予防できたというデータもありますし、有効でなかったというデータもあります。
 健診を受けておられるクリニックでは、抗生物質の内服にて明らかに流早産の危険性が低くなった、という報告を参考に、今回の投薬が行われたものと思います。服用されたケフレックスは、胎児に対する有害事象が報告されていない薬ですので、今回の週数での服用に関しては心配されなくてよいでしょう。
 羊水検査は、手技自体による流早産のリスクなどを考えると、子宮内感染を積極的に疑わせる余程の症状や所見がない限り、一般には行わないと思います。妊娠の後半には、今度は産道感染を引き起こしやすい細菌等も含めた再検査があると思います。
 ご出産までの日常生活としては、睡眠を十分に取り、暴飲暴食などの不摂生を避け、喫煙などはやめる、性交に際してもコンドームの着用に努めるなどを心掛けて下さい。元気なお子さんの出産をお祈りしております。
江見先生 小野レディースクリニック(小野市)07.7.26

妊娠中のサルファ剤入りの目薬とあとブルーチーズの影響について教えてください。
ヨーロッパ在住で、二人目の妊娠29週目です。今月の始めに旅行でフランスへいった時に、めいぼができ、薬局で目薬を求めた所、妊婦は使ってはいけないといわれました。今から2ヶ月ほど前にも、同じようにできかかったときに 朝一回、と寝る前一回と次の日の朝一回、サルファ剤いりの目薬を使っていたので、驚いてしまいました。使う前に一応日本の本で調べたら目薬の使用については何も書いてなかったので使用したのですが、胎児に異常がおきたりするのでしょうか。あとブルーチーズを食べると胎児に影響があることもあるとききました。どのチーズもスーパーでかってきたもので、少量口にしただけですが不安なのですが。

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回答 たまごママネット医師団
まずサルファ剤入りの目薬で胎児に異常が起こる恐れはありません。点眼薬中の抗菌剤が母体血中にはいってそれから胎児に移行する量というのは微々たるものですから、実際のところその影響は無視できるでしょう。
ブルーチーズについては下記サイトを参照してください。
http://www.city.yokohama.jp/me/kenkou/eiken/infection_inf/listeria1.htm
確かに妊娠中は控えた方がよさそうですが、ブルーチーズを食べた妊婦のうちで実際に胎内感染を起こしたケースはごく少数でしょう。市販のプロセスチーズ、クリームチーズ、コッテイジチーズやヨーグルトは問題ないようです。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.7.24

プロゲデポ125ml注射、アドナ錠、トランサミンカプセルの胎児への影響が心配です。
 現在、9週にはいったところです。2日前の夕方から茶色い少量の出血がつづき、昨日受診しました。プロゲデポ125ml(黄体ホルモンだと説明を受けました)を注射し、アドナ錠とトランサミンカプセルを処方されました。
妊娠8週以降に黄体ホルモンを使用すると女児の男性化などがあると聞いたことがあったので、不安に思い主治医に質問をしたのですが、悪いものなら使用する訳がないとのひとことでした。現在の週数で、この注射とお薬を使用した時の胎児への影響を教えてください。

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回答  たまごママネット医師団
 黄体ホルモン剤の胎児への影響を心配されているのですね。
黄体ホルモン製剤にはたとえば避妊ピルの主要成分なども含めて多くの種類がありますが、プロゲデポ(カプロン酸ヒドロキシプロゲステロン)は天然の黄体ホルモン成分から成っていて、女児性器の男性化などの副作用は報告されていません。また比較的最近のデータでは黄体ホルモン剤の催奇形性については否定的なものが多いようです。
  一方で流早産の既往歴のある女性に対して次回妊娠時に予防的に黄体ホルモン剤を使った症例では、使わなかった症例よりも流早産が少なかった、という報告もあります。したがってプロゲデポを使用したせいであなたのお子様に何か問題が生じる危険性は低いと考えられます。ただし少しでも流産徴候があれば必ず黄体ホルモンを予防的に使うべきというわけでもありませんので、どうしてもあなたの気が進まなければ、次回からはお断りになってもよいでしょう。
  アドナ・トランサミンについては昔からよく使用されていますが、特に問題はないようです。
 衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.6.21

妊娠初期のクラリス錠とアスべリン錠の胎児への影響が心配です。
最終生理は4/27からで、6/7に産婦人科で受診し妊娠6週くらいとのことでした。5月末から風邪気味だったのでその旨を伝えたところ内科で受診してもらっても構わないが薬は出ないでしょうとのことでした。妊娠6週であることを伝え内科を受診したところ薬を何種類か処方されました。通院中の産婦人科に飲んでもいい薬か問い合わせましたが明確な回答が得られず、咳のしすぎで胸痛も出て咳が止まらなくなったため他の産婦人科で処方箋を見ていただき、クラリス錠200とアスべリン錠10mgは昔から産婦人科で出しているから飲んでも心配が少ないのでは。ただし飲んでも飲まなくても奇形が出る可能性は2%程度ありますとの説明を受け、ひどくなって気管支炎になってもっと強い薬を飲むよりはと考え、クラリス錠朝夕各1錠とアスべリン錠朝昼夕各2錠を1日服用しました。服用前にいろいろ問い合わせて納得して服用しましたが、自分が楽になるために飲んだ薬で赤ちゃんに何かあったらと申し訳ない気持ちでいます。長くなりましたが妊娠初期にこれらの薬を服用した際にどのような影響がでるのか、また過去に影響が出た例がどれくらいあるのか教えていただけると幸いです。

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回答  たまごママネット医師団
 クラリスもアスベリンも、胎児に対して奇形を起こすなどの有害事象は報告されていません。今回の服薬については心配されずに妊娠継続されればよいと思います。
江見信之先生 小野レディースクリニック(小野市)07.6.14

妊娠初期のロキソプロフェン、ケフラール、ジスロマックの服用は胎児に影響があるのでしょうか?
妊娠とわかる前に親知らずを抜歯し薬を飲んでしまったので、胎児にどのような影響があるのか不安になり質問いたします。4/19に最終月経があり、基礎体温から5/4に排卵があったであろうと思います。抜歯は5/9その時ロキソプロフェン1錠。その後食後に1錠づつケフラールを3日間とロキソプロフェンを4錠。5/15にまだ歯の痛みがあったため、ロキソプロフェン1錠とあらたに処方されたジスロマックを5/15の夜と5/16の夜と5/17の夜に1錠づつ服用しました。ジスロマックは7日間効果があると聞きました。5/18に膣にカンジダ菌がいるということで婦人科で洗浄をしました。まだ、このときに妊娠とは気がつかず、5/28にもう一度カンジダの治療に行ったときに、妊娠がわかりました。この婦人科でははっきりとした回答をいただけなかったため、ますます不安になっています。質問のご返答をお願いいたします。

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回答 たまごママネット医師団
まず薬を使用した時期が最終月経初日から30日以内、基礎体温上、高温相14日目前後の時期までであれば、ほとんどの薬剤については胎児奇形を起こす恐れはないであろうと考えられます。また服用された薬剤(ロキソプロフェン・ケフラール・ジスロマック)のいずれも催奇形性は認められていません。軽度のものを含めれば、何も薬を使用しなくても3%前後の子どもが先天奇形・異常をもって生まれてくるといわれていますが、あなたのお子様にかぎってその発生率が高くなるという心配は要りません。 衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.6.2
妊娠初期に服用した薬が影響ないか心配です。
最終月経開始は4月10日で、妊娠と気づかずに4月23日に粉瘤の摘出手術を行いました。
場所は、右腕脇下で約1.5cmの腫瘍を局所麻酔にて摘出しました。
その時に服用した薬はセフゾン100mg、ロキソニン60mg、ムコスタ100mgを1日3回で3日分です。
さらに、5月9日に親知らずを抜歯いたしました。
その時はメイアクトMS錠を1日3回で3日分、屯服としてロキソニン60mgを3錠服用いたしました。
その後、生理が来ないため、心配になり妊娠検査薬で調べたところ陽性と結果がでたので
気が動転しております。行った治療と服用した薬が胎児に悪影響を及ぼさないか心配でたまりません。お

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回答  たまごママネット医師団
 妊娠中の服薬による胎児への影響に関しては、胎児発育のどの時期に、どんな薬を、服用したかが重要になります。
最終月経は4月10日からとありますが、月経周期は28〜30日周期で規則正しい方と仮定して考えてみます。(基礎体温を測定している、あるいは夫婦生活のあった日が絞り込める、など、受胎日を特定する情報があればよりはっきりとしますが。)
 受胎は4月23〜25日頃と思われますので、これでいくと、通常、服薬の影響が出てくるのが、早くて5月11〜12日頃からと推定できます。
 次に、服薬された薬の内容ですが、何れも胎児への有害事象は報告されておりません。
 よって、服用された薬による胎児への影響については、ご心配はいらないと考えます。
江見信之先生 小野レディースクリニック(小野市)07.5.21

妊娠初期のクラリチンの胎児への影響について教えてください。
月経開始日は2月18日です。22日目に膣炎になり病院で処方されたクラリチンを5月12、13、14、15、16日の5日間、朝1錠を服用しました。妊娠陽性反応がでました。胎児への影響が心配でなりません。

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回答  たまごママネット医師団
まずクラリチン(ロラタジン)は動物実験の結果からは、胎児奇形の原因となる薬剤ではないようです。
  また最終月経開始日が2月18日で、クラリチンを服用したのが3月12,13,14,15,16日の5日間であるとすれば、最終月経開始日から4週間以内、おそらく排卵・受精後2週間前後かそれ以内と考えられますので、時期的にみて胎児奇形の恐れはほとんどありません。特に心配される必要はないでしょう。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.3.25 

妊娠初期にタミフルを服用しましたが医師から「菌の影響・薬の影響もあるから・・・考えた方がいいい」いわれましたがあきらめた方がいいのでしょうか?
最終生理の開始日は、12月17日です。
私は初産で6週目の状態なのですが、2日前(2/6日)の夕方から熱が出始め、風邪かと思い休んでいたのですが、心配になり産婦人科の先生に電話で相談したところ、「インフルエンザかどうか調べてもらって」とアドバイスを頂き、別の内科医院へ検診にいきました。
結果は・・・インフルエンザA型と診断されてしまいました。産科の先生にご相談すると、「妊娠してからまだ日が浅いので、子どもへの影響はあるかも知れない、とにかくまずインフルエンザを治して」と薬をもらう事を薦められ、内科でタミフルを処方してもらい、昨日の晩に一錠飲みました。産科の先生からは「子どもはどうなるか分からない、流れてしまう危険もあるし、菌の影響・薬の影響もあるから・・・考えた方がいいです」と言われ、もうどうしたら良いか分かりません。今もまだインフルエンザが続いていて、薬もやめたほうが良いのか、もうどうしようも無いのか・・・・。すいません、良く分からない文章になってしまって。
まとめると・今の時期にインフルエンザにかかった時の胎児への影響・タミフルの影響はどうなのか?もうあきらめないといけないのでしょうか?

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回答  たまごママネット医師団
毎年、冬場にはインフルエンザが流行しますので、これまでに妊娠初期にインフルエンザに罹ってしまった妊婦さんの総数は日本国内に限っても相当数にのぼるはずです。しかし現在まで妊娠初期にインフルエンザに罹ったために赤ちゃんの先天奇形が増えたという報告はありませんし、私自身もそのような事例を経験していません。
 このようにインフルエンザウィルスの催奇形性については否定的と考えられています。またヒトでの妊娠初期のタミフル使用に関してはまだ十分なデータがないのですが、現在までのところ同薬剤の催奇形性は報告されていません。ラット(ネズミ)やウサギでの実験では、妊娠初期にヒト使用量のそれぞれ100倍、50倍量のタミフルを使用しても胎仔奇形は増加しなかったことが報告されています。
以上より、現時点であなたのお子様に重大な奇形や異常が発生している危険性は低いでしょう。もちろん、妊娠中に何の病気にもかからず、何の薬も飲んでいなくても胎児の先天奇形は起こりえます(一般的には3%程度)。
あなたのお子様に限ってその発生率が極端に高くなるという心配はないでしょう。
衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 07.2.8