稽留流産
稽留流産を経験しましたが、その判断が正しかったか、今でも後悔しています。
9月30日に排卵検査薬で陽性、排卵痛。性交は9月29日10月1日に行いました。10月1日から高温期に入りました。ですので、10月1日を2w0dとして経過をご報告いたします。
・5w3dで胎嚢確認(6mm)
・7w0dで胎嚢(8mm)
・8w0dで胎嚢(15mm)
この間、胎嚢の中には何も確認できませんでした。この段階で稽留流産と診断され2日後には手術しました。
しかし、いろんな体験談を聞いてみると、あきらめずに待ってみたら、9週目で初めて胎芽や心拍が確認できた人がいるようで、どうして「もう一週間待ってください。」と言わなかったか後悔の日々が続いています。
現在、また再開しているのですが、なかなか妊娠できず、手術後排卵がうまくおこなわれていないような気もし、ますます後悔しています。
今後の参考にもしたいのですが、8wに入って胎芽や心拍が確認できなくても、赤ちゃんが無事に育つ可能性はあるのでしょうか?どの段階で判断すべきでしょうか?ちなみにうすい茶色のおりものはありましたが、出血はありませんでした。

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回答  たまごママネット医師団
この度は残念な結果でしたね。
現在、妊娠初期の経過が順調かどうかを判定する主たるものは、超音波検査所見です。
判定の根拠の前提になっているのが、「妊娠5週ではこれくらいの大きさの胎嚢が見える、1週間経過し妊娠6週では胎嚢は何mm前後に増大している、妊娠7週になれば、胎芽および胎児心拍が確認できる、妊娠8週では胎児の大きさはこれくらいで、かつ100%胎児心拍が確認できる」というように、どの妊娠、どの妊婦さんにおいても、ほぼ同じペースで胎嚢は増大し、胎児も発育していくという事実です。
 この場合、妊娠された日(受胎日)がいつなのかが一番重要になってきます。これには、基礎体温を測定しておられたり、不妊治療で妊娠された、あるいは○月は□日しか夫婦生活がなかった、などと受胎日がほぼ特定できるようなケースと、一般的にいつ妊娠したか正確には特定できないケースとがあります。
 あなたのように、基礎体温を測定記録されておられ、受胎の日がほぼ特定できる場合、妊娠週数がはっきりしていることになります。実際の所見を検証してみますと、5週3日の胎嚢径6mmは特に異常ありません。しかし、次の7週0日での胎嚢径8mmで胎芽やその他の正常構造も確認できなかった、という所見は、胎嚢の増大傾向が著明に不良で、この時点で、ほぼ予後は厳しい(流産に終わるであろう)と判断します。しかし間違いは許されない重要なことですから、念のためもう一度慎重を期すという意味で、出血や腹痛などの流産兆候がなければ、1週間前後あとの健診を指示します。そして妊娠8週で胎嚢の最大径が15mmで、しかも胎児が確認できなければ、残念ながら100%稽留流産と最終診断を行わざるをえないと思います。
文面にあります「9週になって初めて胎芽や心拍が確認された」という話は、本当の9週ではなく、例えば生理不順の方で、最終月経から起算すると9週になるけれども、正確には7週前後であったという、前述した受胎日が特定できないケースに当てはまる場合だと思います。
今回は、残念でしたが、100%流産で間違いありません。今後も、基礎体温は継続して測定しながら、次回の妊娠に向け希望を持って頑張って下さい。江見先生 小野レディースクリニック(小野市)06.3.4


けい留流産数回経験ありますが子どもが欲しいのです今後どうすればいいのでしょうか?
 妻37歳、結婚10年子どもなし。過去に5ヶ月で流産。他、けい留流産数回経験あり。昨年9月体外受精に成功し、胎児、母体とも順調でした。妊娠確認されてからは、外出も殆どせずに極めて安静生活を送っていました。今年1月中旬(19W)受診しているクリニックにて検査、子宮頸管が3.5センチとやや短めで念のため3日後に分娩予定の病院にて検診し頸管1.5センチと判明。その足でNICUのある大学病院に入院。翌日シロッカー術の実施。Dr曰く、内子宮口は開き、頸管短い上、頸管の組織が皮膚のように脆弱できつく縛ったが、分娩までウテメリン点滴を行いながら安静入院が必要である。といわれ安静入院してました。術後感染症も、出血もおりものも無く順調でした。しかし23W5日の深夜お腹の張りを訴えそのまま分娩、出産。胎児もNICUで9時間頑張りましたが、残念な結果に終わりました。分娩した日の朝おりものが見られ、血液検査にてCRPの上昇が見られたようです。我々夫婦は完全に精神的に失望しております。
子どもがどうしても欲しいのですが、今後どうすれば良いのかご意見、アドバイスをいただきたく思います。

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回答  たまごママネット医師団
この度もせっかく色々と頑張られたのに残念でしたね。
経過を拝見しますと、やはり典型的な「子宮頚管無力症」が原因になっていると思います。ただこれとは別に、稽留流産も数回経験された、とありますが、そちらの方は血液や子宮卵管造影などの諸検査は受けておられるのでしょうか? 
さて、今回は頚管がすでに開大し短縮軟化傾向になってしまってから、シロッカー手術をせざるをえなかったようですので、結局最後は頚管炎、絨毛膜羊膜炎を併発して早産に至ったようです。
今回の妊娠の初期に、予防的に行う子宮頚管縫縮術(シロッカー手術など)についての説明はあったのでしょうか? 
そこで次の妊娠時の対策ですが、妊娠4ヶ月半ば前後で、予防的に子宮頚管縫縮術を行うこと。安静につとめ、もし腹部緊満、出血などの症状があればすぐに受診する、膣分分泌物の細菌培養検査もきっちり行い、前述の症状などがある場合は、絨毛膜羊膜炎の予知となる頚管分泌物の検査などもしてもらい、早め早めに適切な対処をしてもらうこと。
もちろん子宮頚管縫縮術を受けておくだけで万全でということはありませんので、日常生活にも十分注意され、場合によっては少し長めの入院管理も含めた、より集中的なケアが必要と考えられます。
もちろんあなたからも、シロッカー手術や長期の入院管理も含めて、あらゆる治療を受け入れる覚悟がある旨を、担当の先生に強く訴えられればよいと思います。
特別何もなければ、体外受精を受けるクリニック、妊婦健診を受けるクリニック、何かあれば紹介してもらう大学病院や総合病院、という様に別々の医療施設での管理でもよいのでしょうが、あなた方の場合は、手術や入院管理も可能な医療施設で、最初から最後までできるならば一人の主治医による一貫した管理を受けられたほうが良いように思います。
若干道のりは長いですが、この次は必ず元気な赤ちゃんを抱けるものと思いますので頑張って下さい。(体外受精胚移植の適応があるのかどうかは、詳細を把握していませんのでコメントできません。)
江見先生 小野レディースクリニック(小野市)06.2.27

稽留流産処置後、1回の生理で妊娠すると胎児に奇形が出る確率は高くなるのでしょうか?
初めまして、今、米国に住んでいます。最初の出産は33歳の時で赤ちゃんも健康でした。2回目出産は35歳で赤ちゃんは健康でした。そしてもう1人欲しいと思い、出来れば40になる前にと思い2004年の春頃から子作りを開始いたしましたが、その後、授かった子は10週の検診で繋留流産となってしまいました。(6週で成長が止まってしまっていたようです)その時に、医者に2回生理をみたら又、再開してもいいですよと言われました。結果的に1回の生理の後に再度、妊娠しました。年齢的な事があったので羊水検査もしました。結果は陰性でしたが、その時の超音波で胎児に両内反足がある事がわかりました。1ヵ月後に再度、エコーを撮った所、他には問題はみられないといわれ、出産いたしましたが、産まれてみると赤ちゃんにはいろいろな問題がありました。
遺伝子検査もしましたが、結果はやはり陰性でした。年齢も含めて繋留流産で処置をした後、1回の生理で妊娠すると、胎児に奇形が出る確率は高くなるのでしょうか?宜しくお願い致します。

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回答 たまごママネット医師団
 稽留流産後、1周期だけの月経後に妊娠されたようですが、流産後の避妊期間と胎児奇形との因果関係はありません。逆に、母体年齢とトリソミー(代表例がダウン症)などの胎児染色体異常の頻度は相関して増加します。また染色体検査で異常が出なくても、いろいろな胎児奇形は、一定の頻度で起こります。
 いろいろとご苦労もあるでしょうが頑張って下さい。 江見先生 小野レディースクリック(小野市)06.1.27

28日、間違いなく妊娠と判断されました。日が合わない、3週3日で陽性がでて、袋が見えるのでしょうか?
先生にしつこく聞いたのですが、まだまだ、妊娠というものは、神様のみ知るという領域があって、摩訶不思議なことではあるが、これらの写真や尿検査、からいって、妊娠に間違いありませんと言われました。ただ、流産の確率は、70%と言われました。蛇足ですが、支払いも妊娠ということで、保険外診療で、5000円支払いました。先生は、某総合病院の部長、大学病院の助教授を勤められた経験豊富な人望が厚い先生です。
しかし、どうしても納得がいかず。本当にこんな週数で妊娠なんてするのかどうか。袋が見えるのかどうか(見えた袋は実は別もの?)、本当は、もっと違う病気が隠れているのではないかと心配で仕方がありません。主治医の先生は、もう何をどう聞いても、摩訶不思議だけど、妊娠としかおっしゃっていただけないので、どうか、もし、これだけの情報で、なにか思いあたる重篤な病気やホルモンの異常、など他に疑わしい病名がありましたら、是非教えていただきたいと思います。セカンドオピニオンも考えていますが、まずは、このHPでお伺いを立ててからと思っております。

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回答  たまごママネット医師団
 あなたの普段の月経周期(何日型なのか)、人工妊娠中絶後の避妊の有無(特に10月中)、基礎体温測定の有無、エコーで確認された袋(胎嚢)の大きさ(直径何ミリか)など、いくつかの知りたい情報がありませんので正確には返事できませんが、例えば直径5mm以上の胎嚢が確認されたのであれば、最終月経は10月9日のほうで、11月5日からの出血は着床期あるいは妊娠初期の切迫流産兆候としての出血であろうと思われます。通常、妊娠3週3日では、尿妊娠反応もまだ陰性ですし、エコーで胎嚢も確認できない時期です。10月の排卵が少し遅れ、受胎日がずれたか、あるいは稽留流産かは、今後の症状や健診で判明すると思います。  江見先生 小野レディースクリニック(小野市)05.11.30

繋留流産が続いているのですが女の子は育ちにくいのでしょうか?
10週で繋留流産と診断され、先週手術を受けました。上の子二人は39週目に自然分娩で無事に出産しています。今回の流産の前に今年2月に市販の妊娠検査薬で陽性反応があり、その2日後に生理(量も普段通り)がありました。念のため産婦人科を受診した所、子宮内には何も写ってはなく、よくあることだとの事でした。もちろん手術などはなくそのままでした。そして今回の繋留流産で続けて2回と言う事もあり、今回手術を受けた産婦人科医からは(2月の病院とは別)不育症の専門医の診察を受けてみたらと薦められました。(週に1日だけ不妊、不育症の外来を設けている産院なので。)一度、診てもらった方が良いのでしょうか?上の子二人が男の子という事で出来ることなら最後に女の子が希望なのですが女児だと育たない体質とかあるのでしょうか?男の子しか産めていないのでもしかしたら今回と前回は女の子で育たなかったのかな?などと素人的な妙な考えまで浮上してきてしまいます。なんだか、愚問かもしれませんがお答え頂けたら幸いです。

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回答  たまごママネット医師団
今回も流産ということで、本当に残念でし

18週で流産しましたが不妊治療のせいではないかと悩んでいます。
私は不妊治療をしていました。1人目はAIH.IVFなどを数回行い。結局治療4年目AIH16回目で授かりました。特に出血など問題なくすごしましたが、妊娠31wのとき子宮口が1cm開いていると言われ入院ウテリンの点滴をして37w1dまで入院。その3日後破水して3484gの男のこを出産しました。
そして今年AIH13回目で妊娠。特に問題なくすごしていました。18w0dのとき診察を受け特に問題なく順調と言われましたが、その2日後家にいるとき股に何か挟まった感じがあり、見ると膜のようなものが出でいました。その時も特に出血やお腹の痛みがなく、診察を受けるとその膜は羊膜であるといわれ、そのまま入院安静にしてウテメリンの点滴を受けましたがその2時間後陣痛がきて破水。結局その夜205gの男児を出産。死産でした。
その後先生からの話では18w0dの診察の時は何も問題なく子宮頚管も4cmありました。そのたった2日後にそうなってしまうとは想像もつきませんでした。原因はわかりません。と言われました。
本当に原因はわからないのでしょうか?不妊治療がいけないのでしょうか?

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回答 たまごママネット医師団
妊娠18週での流産、誠にお気の毒です。お話の流れからは、やはり頚管無力症と考えていいでしょう。2日前に診察を受けられた時は異常を指摘されず、突然子宮口が開いたと言われても、患者さんは腑に落ちないかも知れませんが、典型的な頚管無力症とはそういったものなのです。不妊治療をされたことと関係は無いでしょう。再度妊娠の機会があれば、妊娠初期に予防的シロッカー手術を是非受けて下さい。 小野先生 小野レディースクリニック(小野市)05.7.15

過去に2度、繋留流産をしましたが妊娠し10週を迎えますが医師から羊水検査を勧められました。
過去に2度、繋留流産をしました。(どちらも8週ごろ) 2度目のときには胎児の絨毛検査をして14番トリソミーが判明しました。
今回3度目の妊娠をして、現在10週までこぎつけました。「今度はまだ生きてる!」という喜びもつかの間・・・先生から羊水検査を勧められました。まったく考えもしなかった問題に頭の中が真っ白です。
現在33歳ですが、検査の必要がどの程度あるのか知りたいのです。
染色体異常の妊娠をしたことがあるから検査を勧められたのでしょうか?
どの先生もこのような場合、羊水検査を勧めるのでしょうか?教えてください。

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回答  たまごママネット医師団
あなたのようなケースで羊水検査を勧めるかどうかについては、産婦人科医師の間でもいろいろ異なる考え方をもっている人がいると思います。私自身は特にお勧めはしません。
一般に妊娠初期の流産の原因は大半が胎児側にあり、その中でも胎児の染色体異常が最も多いとされています。一方で全妊娠の10-15%は流産に終わるわけですから、染色体異常の発生というのは実はごくありふれているわけです。染色体異常をもつ児の中で出生までこぎつけるのは、ダウン症候群(21トリソミー)や18トリソミー、13トリソミーなどの場合に限られており、しかもダウン症以外はほとんどが乳幼児期に死亡します。上記以外の14トリソミーなどの染色体異常の場合はほとんどが早い時期に死産に至ります。そういう意味では、週数通りにちゃんと育っていれば14トリソミーの可能性は低いと考えられ、あえて羊水検査をする必要がないのでは、と思います。
羊水検査で14トリソミーが判明したとしても治療はできません。自然死産に至るか人工死産をおこなうかの違いだけです。一方で羊水検査によって流産する危険性も1/200〜1/300程度あります。そう考えれば積極的に羊水診断を試みる必要は乏しいと私には感じられます。   衣笠先生 尼崎医療生協病院産婦人科 05.7.17



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