育児相談 鉄欠乏性貧血

貧血についてご相談させてください。
現在1歳で、39週5日で2880gで産まれました。10ヶ月健診では、順調で現在は8.3キロです。妊娠中は、貧血はありませんでした。11ヶ月の時に検査を受け、軽度の貧血があるが問題ないということでした。RBC5.06、HgB11.8、Htc36.6、MCV72.3、MCH23.3、MCHC32.2、Fe7、フェリチン5)以前に比べ顔色は悪いのが心配です。
最近、何をしても起きないなど、よく眠るようになり、きついのかと心配になります。
起きているときは、元気に遊んでいます。まだ顔色も悪く、貧血は進行するのか心配になりました。様子をみていいものか迷っています。今後、母乳や離乳食で気をつけることなど教えてください。よろしくお願いします。現在は、1日3回、おかゆに海苔、ちりめん、納豆、鰹節などを入れ1回80グラム程度食べています。水分の少ないのもはうまく飲み込めないようで、おかゆ以外は、味見程度にあげています。1歳になるころから急に食べるようになりました。母乳は、2、3時間に1回と夜叩2回程度飲んでいます。その他に、麦茶をストローで食事時にあげています。1日200cc程度飲んでいます。

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回答 たまごママネット医師団
私も軽度の貧血があるが問題ないと思います。
この頃の子どもはどんどん身体が大きくなるのに、鉄分の摂取とヘモグロビンを作るのが間に合わなくて軽い貧血のある場合がよくありますが、よく寝てよく食べて元気に遊んでいれば心配ありません。
離乳食などに鉄分を多く含む食品を組み込むように心がけるくらいでよいと思います。
平林先生 大阪市立十三市民病院小児科 09.7.23


鉄欠乏性貧血と診断され心配です。
9ヶ月の男の子が鉄欠乏性貧血と診断されました。元々は点状出血が手足に出たため、念の為の採血検査となりその際の検査結果でFeが37、ヘモグロビンが10.5だった為、軽度の貧血と言われました(7ヶ月頃)。
その後離乳食が進んでいたため、鉄剤を使わず様子見ということで9ヶ月に入ってから再度検査した所Feが55、ヘモグロビンが10.1なのでこのまま離乳食で頑張りましょうという事になりました。
6−7ヶ月頃体重が50g減り、4ヶ月頃から体重の増えが悪かったため成長曲線を下回りました。現在は体重も曲線内に入り(下側)、身長もギリギリ入っています。
乳児の貧血を放置すると発達に障害が出るという記事を読んだことがあり、現在ハイハイ(ずりばい含む)、掴まり立ちが出来ない息子はそのせいなのか・・と気になっています(寝返りは3ヶ月末に出来ました、お座りも自分で座ることは出来ませんが座らせたら出来ます)。
ヘモグロビン値が正常値ではないのですが、このままで良いのでしょうか?すごく心配です。

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回答  たまごママネット医師団
質問の赤ちゃんの貧血の程度はごく軽く、主治医の先生が言うように離乳食が進むにつれて自然に改善する程度です。このことで発育や発達に影響を及ぼすことはないと考えて良いと思います。
鉄剤を使う必要もなく、このまま経過を見ます。発達に影響を及ぼすのは極度の貧血を長い間そのままにしている場合であり、一般的な程度の貧血では気付いたときに治療を開始することで発達の遅れがみられることはほとんどありません。
心配しないで離乳食を進めていってください。
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 09.1.10

2ヶ月と2週の子どもの乳児貧血のことで相談です。
出生時38週、2415g。栄養は母乳のみ。現在体重は5キロ。妊娠中貧血なし。子どもは機嫌もよく、母乳も良く飲みます。2ヶ月のときに採血でヘモグロビン値が9mg/dlと貧血と診断され鉄剤を処方されました。
けれども、薬を飲ませることが心配で、鉄剤を飲ませることは見合わせて、再検査までの1週間私(母親)が鉄分の多い食事をとり対処しました。ただ、夫の意見もあり、検査の前日の夜に1回だけ鉄剤のシロップを飲ませました。
 翌日の朝の再検査では、この経緯を相談できず、ヘモグロビン値が11.7mg/dlと言われ、このまま鉄剤を飲み続けるように、と。この結果は、私の鉄分の多い食事で貧血が改善されたと考えていいのでしょうか。
それとも、鉄剤を前の晩に1回だけ飲ませても、ヘモグロビンの値はこんなに変化するのでしょうか。この検査結果をどのように考えていいものか、今後やはり鉄剤は飲ませるべきなのか伺いたく、相談させていただきました。

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回答  たまごママネット医師団
 貧血の検査の時、どのように採血をするかで値にばらつきがでることがあります。
静脈から採血する場合でも採血部位や駆血の状態で微妙に変わりますし、足底からの採血では更にばらつきがでます。
どのように採血をしたかわかりませんのではっきりしたことは言えません。ややばらつきが大きいとは思いますが、一回鉄剤を飲んだ効果による改善ではないと思います。

 質問の赤ちゃんは在胎週数に比べ出生体重が小柄で、出生前に胎盤を通してうまく栄養をもらえなかった可能性があります。この様な場合お母さんからもらう鉄の量も少なく、身体が大きくなるときに使う鉄の蓄えが不足している可能性があります。
  蓄えが少ない場合には、母乳から鉄を吸収しますがそれだけでは足りなくなり、6ヶ月頃には鉄欠乏性貧血を起こす可能性が高くなります。このためこの様な赤ちゃんには予防的に鉄剤を投与することがあります。
  主治医の先生もこの先貧血が強くなるという予測で早めから鉄剤を投与した方がよいと考えたのだと思います。
私も貧血傾向にある赤ちゃんには早めに鉄剤を投与しています。
質問の赤ちゃんも鉄剤を飲ませている方が安心だと思います。
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 08.3.19

鉄欠乏性貧血で発達への影響が心配です。
もうすぐ10ヶ月の4月生まれの男の子ですが、8ヶ月の検診時に顔色の悪さを指摘され血液検査をしていただいたらHb7.5, Fe14, フェリチン1.5と貧血がひどく(12/1)、鉄シロップ処方になり一ヶ月服用しました。
  1/10再検査時はHb11まで回復したのですが現在も薬を服用をしています。Hb10.5以下の貧血が3ヶ月以上続くと中枢神経系が正常に発達しないため精神面、運動面の発達に影響が出、その後10代後半でも知能指数などに非貧血群と比べると悪い影響が残るとの記事を読み、とても心配しています。 
  9/7の5ヶ月検診時は正常でした。9月末位までは大丈夫だった気もするのですが10月位から腹ばいにするとヒィヒィ泣くので「おかしいかな」と思った事はあります。頭囲は現在47.2、胸囲44.6となだらかな成長曲線を描いています。
もうすぐ10ヶ月の現在は家中ハイハイはしていますし、なん語も良く出てはいますが 同月齢の他のお子さんたちはタッチし始めてるのを見るとやはり今後も影響は残り、下手をしたら運動神経、頭にも影響が残り子どもにハンディを背負わせてしまうのかと悩んでいます。

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回答  たまごママネット医師団
鉄欠乏性貧血は6ヶ月過ぎの乳児によく見られる疾患です。
  貧血になると体重や身長の伸びが遅くなったり、感染症にかかりやすいなどが知られていました。最近貧血による精神発達障害が指摘されています。
  実際軽度の貧血は気づかれないで改善することも多く、強度、長期の貧血放置することは問題になりますが、多くの場合気づいたときから治療を開始すれば心配はありません。
  質問のケースもそれほど極端な貧血ではなく治療に反応も良好なことから精神発達について心配することはなさそうです。10ヶ月で人に話しかけるような言葉をよく話し、ハイハイが上手で良く動き回れば精神運動発達は正常範囲になります。
質問内容だけで正確な判断はできませんので心配なときには1才ぐらいに小児科で発達の状態を見てもらうと良いと思います。
鉄剤は貧血が良くなっても、鉄の蓄えを確保するために数ヶ月服用を続けます。
  離乳食から鉄を摂ることも大切ですから離乳食を進めてください。
人工乳は吸収率が悪いため母乳に比べたくさんの鉄が含まれています。
  母乳は鉄をそれほど多くは含んでいませんが、吸収率が良く母乳だから貧血になるということはありません。
母乳を続け、離乳食を進めることと鉄剤を服用することですぐに貧血は改善します。
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 08.2.14

娘(現在1歳0ヶ月)の鉄欠乏性貧血について、ご回答の程宜しくお願いします。
妊娠期間−36週3日 自然分娩 出産時体重−2210g
早期産で体も小さく生まれましたので、生まれた時から体重を少しでも増加させるようにと医師からご指導を受けながら育児をしてきました。育児用ミルクを使えばすぐに体重は増えたのかもしれませんが、母乳育児にこだわり現在に至っています。現在体重は8kg程度にまでなり、機能の発達にも全く問題ありません。ただ、市の4ヶ月検診で「手足が短いのが気になるので専門医に受診するように」とのことで、その頃から滋賀県立母子保健医療センター代謝内科で定期的に受診しております。検診の結果、染色体異常もなくただ体が比較的小さいだけとのことで、3ヶ月に1度 発育状況を見守っていただいている状態なのですが、10ヶ月の頃の血液検査で鉄欠乏性貧血(9mg)が発覚しました。薬を服用するかどうか、医師に選択を求められましたが、その頃少し離乳食量が進んできていましたので、何とか離乳食の方で鉄補給を目指すことにしました。しかし、食が少ないせいか、離乳食もあまり食べず、哺乳瓶をうまく吸えないのでフォローアップミルクも料理に混ぜる程度です。元気なの ですが、冷たい手をしている娘の手を握りながら前より悪化しているのではないかと心配しています。この点についてはもちろん主治医の先生にご指導賜り、治療したいと思っていますが、一般的な2つの疑問にご回答いただきたくメールさせていただきました。

1.鉄欠乏性貧血に関するご回答を読ませていただいていますと、離乳食からの鉄補給には無理があり、フォーローアップミルクからの補給も吸収率の点から思った程期待できないようです。では吸収率49%の母乳から少しでも鉄補給することを心がけるべきでしょうか。私自身、貧血ではないと思うのですが、私が鉄分を 食事から摂取することによってかなり改善されるものでしょうか。それとも、一般的には薬を服用する以外方法はないものなのですか。

2.母乳育児の上で心掛けるべき食事について様々な情報があります。母乳育児に向き不向きな食品がきっちり分類されているものをよくみかけます(例:餅・刺身は母乳の味がまずくなるから×等)が、食品は消化分解行され、小腸から吸収されて血液成分となり、それが母乳の源となるのですから、そこまで食品別に○×をつけることができるのかが疑問です。もちろん脂肪や糖分のとりすぎには気をつけ る等の心掛けは最低限必要でしょうが、アルコールやタバコ等、乳児に害のある成分が含まれていない以上、それほど神経質になる必要があるのでしょうか。母親の摂取する食品がそれほどにまで厳密に母乳成分・味にまで影響するものなのですか?

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回答  たまごママネット医師団
赤ちゃんの鉄は妊娠後期にお母さんから赤ちゃんに大量に送られ、身体が大きくなるにつれて必要になる分を蓄えておきます。早く生まれた赤ちゃんや、在胎週数に比べて小さく生まれた赤ちゃんは充分な鉄をお母さんからもらうことができないため、貯蔵鉄が不足した状態にあることがあります。
貯蔵鉄が不足すると4ヶ月過ぎ頃から鉄欠乏性貧血が見られるようになります。充分に鉄をもらった赤ちゃんでも6ヶ月をすぎた頃から鉄を母乳以外から補給し始めないとだんだん鉄欠乏性貧血になることがあります。
6ヶ月ぐらいになると身体の成長に母乳だけでは足りないものが出てきます。
鉄分もその一つで、離乳食という言葉に代えて、母乳だけでは足りないものを補うための食という意味で「補完食」という言葉が使われています。
 質問の赤ちゃんの場合、少し早く、少し小さく生まれていますからお母さんからの鉄の補給が少しだけ足りなかった可能性が考えられます。鉄欠乏性貧血があっても軽度の場合には離乳食が進むにつれて改善してくることがほとんどですから薬を飲む必要はありませんが、離乳食がなかなか進まない場合やある程度強い貧血の場合には薬を使って早くよくした方がよいこともあります。薬というと抵抗を感じるお母さんもいますが、忘れてきたものを今取り戻すのですからそんなに心配することはありません。私は鉄が後で不足しそうな低出生体重児にはほとんどの場合入院中に鉄剤を投与しています。また外来で経過観察中に貧血が見られた場合には鉄剤を使用する場合が多いです。鉄9mgだけでは薬を飲む必要があるかの判断には情報が足りず何とも言えませんが、もしお母さんが離乳食を心配したり、貧血のことを気にかけるのであれば、鉄剤を服用しながら経過を見るのも一つの方法です。
 食事に関してはお母さんの考え方に賛成です。いろんな制限をするよりも、お母さんが美味しく、楽しく食事をすることが大切です。動物性脂肪や高カロリーの食事は乳腺炎をおこしやすいといわれていますが、はっきりと証明はされてはいません。激辛など刺激の強い物を食べた後の母乳は赤ちゃんも嫌がることがありますが、お母さんが普段食べているものは離乳食の時赤ちゃんがよく食べるようになることが多く、赤ちゃんはお母さんと味の好みが似てくるようです。
  もちろん偏った食事や、カロリーのとりすぎには気をつけなければいけませんが、あまり神経質に食事制限をする必要はありません。
 授乳中に適した食事を考える時、日本人に合う食事と考えると野菜を中心とした和食になります。赤ちゃんを育てているときには日本人の身体の消化吸収能力に適した食事が一番良い食事になると思います。
 フォローアップミルクは母乳をあげている赤ちゃんに必要ありません。フォローアップミルクは母乳やミルクの代替品ではなく、牛乳の代替品になります。調理に使う程度であれば問題ありませんが、栄養が足りないと考えて与える必要はありません。
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 07.11.6

重症鉄欠乏性貧血と診断され母乳哺育をやめ離乳食とフォローアップミルクにするように言われショックです。
9ケ月の男の子、出産は37週で帝王切開、2654g。現在9800g離乳食6ケ月すぎから1日2回です。完全母乳です。20日夜から‘クループ症候群’にて入院しその時血液検査で重症の貧血が見つりました。クループは徐々に回復したのですが、貧血の治療(インクレミンシロッフ゜)も平行して行われその際「こんなに低い数値は見たことない」と言われ、私の貧血検査・栄養師による指導・薬剤師からの指導・・・等いままでの育児を否定された感じになりました。(結果私は貧血はなく子どもはHb7、Ht28,6、MCV51、MCH12.4)今でも夜間2、3回は授乳してますが、いつまでも鉄剤を飲ませてるわけには行かないでしょ?と言われ、夜間の授乳を減らし離乳食にフォローアップミルクを使って食品から鉄分を摂れる様にと指導を受けました。母乳の質が悪かったのか、離乳食のやり方が間違っているのか、フォローアップを使った方が良いのか、、、それよりも母乳育児を楽しもう!とやって来たのに子どもを病気にさせちゃって、完全否定されたようでショックでした。

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回答  たまごママネット医師団
 乳児期に鉄欠乏性貧血がみられると母乳育児のためと誤解されることが良くあります。
早く離乳食を与えなさい、ミルクを足しなさいなどとといわれてしまいます。実際には母乳や離乳食とは関係はなく、妊娠後期の母親から赤ちゃんへの鉄の移行に問題があることがほとんどです。
  妊娠末期にお母さんから赤ちゃんにたくさんの鉄が送られ、これが6〜9ヶ月まで必要な鉄分(貯蔵鉄)となります。この時期に貧血になる赤ちゃんは、この貯蔵鉄が不足していることが原因となります。赤ちゃんが早く生まれたとき、胎盤の働きに障害があったとき(妊娠高血圧、母体糖尿病、胎児発育不全など)では充分な鉄の移行が行われずに貧血になることがあります。質問の赤ちゃんは帝王切開となった理由がわかりませんが、場合によってはその理由や37週と少し早く生まれたことが原因となっていると考えられます。
 母乳中には鉄は人工乳に比べ少ない量しか入っていません。しかし、母乳の鉄はその49%は吸収され利用されるのに対し、人工乳の鉄は10%しか吸収利用されません。このため母乳と人工乳の成分だけをみると母乳の鉄が少ないために、人工乳の方がよく見えてしまいますが、実際には母乳は少ない鉄を無駄なく利用しているため母乳だから貧血になるということはありません。
 離乳食を早く始めても、早期離乳食の内容からはほとんど鉄分を摂取できず貧血の改善にはなりません。3回食になってようやく少しの鉄分が摂取できるようになりますが、それでも不足であり、鉄の吸収の良い母乳は離乳食が進んでも大切な栄養となります。
離乳食を早く進めることも貧血の改善にはあまり役に立ちません。
貧血の原因は貯蔵鉄が充分もらえているかということが一番の問題となりますから、もし足りなくなるような要因があったときには4〜6ヶ月ぐらいに貧血の検査をして、必要なら鉄剤を服用するようにします。質問の貧血の値は、この時期の貧血として特別悪い値ではありません。母乳のために貧血になったのではありませんから、不足な貯蔵鉄を補う意味で鉄剤を服用し、心配しないで母乳育児を楽しんでください。
渡辺先生 山形県立中央病院小児科 06.12.30

鉄欠乏性貧血ということいわれたのですが断乳したほうがいいのでしょうか?
1歳4ヶ月になる男児ですが、「顔色が少し黄色いから」ということで念のため採血をしてみたら、肝臓等の機能に問題はなかったのですが鉄欠乏性貧血ということがわかりました。赤血球数、ヘモグロビンともに平均の半分くらいしかないということでした。完全母乳で育ててきたせいか食事の量が少なく、食事中に途中で飽きてしまっておっぱいをせがみます。食事前に授乳はしないようにしているのですが、支度中〜食事中にかけて大泣きしてしまうので、仕方なく少し飲ませて機嫌を直してから食事をすることもしばしばです。(日中は保育園に行っています)主治医からは鉄剤を処方されて今日から飲み始めるのですが、こどもの発育を考えると断乳をしたほうが良いのでしょうか?できればこどもの意志でおっぱいから離れていけるといいと思い、卒乳を目指したいと思ってきましたが、食事の量が増えるのであれば、断乳すべきなのかと悩んでいます。授乳をやめることはこどもの心と体のためだと思っていましたが、いざ断乳と思うと寂しさがこみあげてきます。親のエゴで授乳をつづけるのではいけないと思っていますが、判断に迷っています。

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回答  たまごママネット医師団
1才ぐらいの時期には鉄欠乏性貧血はよく見られることです。
体が急に成長しているのに対し、鉄の摂取量が不足するのが原因です。
母乳中には鉄は少ないのですが、吸収率が非常に良く、実際に体に吸収される鉄の量は鉄を強化したミルクと変わりません。体の成長から見ると母乳の鉄だけでは不足気味になります。
そこで離乳食からの鉄が大切になるのですが、遊び食いの時期でもあり、親が期待するほどは食べてくれません。このため鉄が不足し貧血に傾いてしまいます。貧血があっても元気で特に具合が悪いわけではありません。
離乳食が進むのを待っていると次第に改善することが多いのですが、鉄剤を使うと早く貧血を改善させることができます。
  子どもの発達を考えるのであれば、鉄剤を飲みながら母乳を続け卒乳まで母乳育児を楽しむのが一番です。

食事の量はお母さんが決めるのではなく、子どもが決めることです。
食べないと思っても、子どもから見れば結構食べているものです。また少しするとだんだん食べる量も増えてきます。
食べさせなければとお母さんががんばってしまうと、逆に食べたがらなくなることがあります。
無理をしないでゆっくりと今の調子でみていてください。 渡辺先生 山形県立中央病院小児科 05.5.12


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