| トップ 戻る |
|
|
| 7.離乳食について |
| まずは"離乳食!!"と、構えずにいて下さい。初めての子どもさんをお持ちのお母さんは、なおのこと、ついつい力が入ってしまうかもしれませんが。 なぜ離乳食が必要なのか考えてみましょう。 まず、母乳で育っている赤ちゃんは生後6ヶ月までは、母乳だけで十分な栄養を摂ることが出来ます。 母乳は栄養学的にみてもパーフェクトにできていて、母乳栄養の赤ちゃんは生後半年まで母乳以外の栄養(果汁等も含めて)は、一切必要としません。 生後6ヶ月までは、お母さんが食べた物を母乳という、赤ちゃんにとって一番都合がいい食べ物に替えてくれましたが、いつまでも母乳だけというわけにはいきません。 人間に限らず、どの生き物も自分で固形物を食べるようになり、自立していきます。 その、スタートが離乳食です。 離乳食を始める時期の目安は5〜6ヶ月頃が適当なようです。この頃になると赤ちゃんの身体が固形物を食べるのに都合が良いように準備されてきます。具体的には、でんぷんの分解酵素であるアミラーゼが分泌されはじめます。ということは、赤ちゃんはお米を要求しているということです。 身体の準備ができると物を食べることに興味がわき、大人が食事をしていると、"じーっ"と見つめてよだれをたらしたり、食べ物を掴もうと手が出だしたりします。早ければ良いというものではないので、赤ちゃんからのサインが出だしたら、ゆっくりと離乳食を始めましょう。(早期の離乳食開始が赤ちゃんの腸内細菌のバランスを崩すことがわかっています) まずはお粥さんからはじめましょう。(赤ちゃんの中にはお粥より、少し軟らかいご飯を好む子もいます。)それから、お味噌汁の上澄みや、くたくたに煮たお味噌汁の具材で十分です。赤ちゃんのうんちの状態をみながら進めましょう。食べた物がきちんと消化できていれば、その子にとってちょうど良い食事だという目安になります。 日ごろから和食中心の食事にしておかれると、取り立てて離乳食を別に作らなくても、大人も赤ちゃんも一緒に食べられる物が増えるのでオススメです。(煮魚や筑前煮等は硬さにさえ気をつけてあげれば赤ちゃんでも食べられますがカレーライスやトンカツでは難しいですね。) 卵や牛乳はアレルギーの原因になりやすいので早くからあげる必要はありません。 ■"にらめっこじゃのどを通らないよ、お母さん!!" よく「うちの子、離乳食を食べたがらないんです。」という相談を受けます。お母さんは手間隙かけて、一生懸命作っているのに・・・と困り顔です。よくよく尋ねると、赤ちゃんと向き合って、赤ちゃんだけに食べさせようと必死にスプーンを口に運んでいるとのこと。たぶん、そのときのお母さんの顔つきは真剣そのもの・・・。 子どもを思うあまりでしょうが、これでは赤ちゃんも身構えてしまいます。赤ちゃんにしたら「一体、何を押し込もうとしてるの?」といったところでしょうか。 赤ちゃんは賢くて、大人の様子をよく見ています。お父さんやお母さんが美味しそうに食べている物には興味もわいて、安心して食べられるようです。 状況が許せば、家族で食卓を囲み、赤ちゃんも一緒に食事をしてみて下さい。たとえお母さんと二人でも、お母さんが一緒に楽しく食事を摂れたら赤ちゃんの食も進むとおもいますよ。 あとは、必要以上に薄味にしないことです。濃い味がいいといっているわけではありません。ただ、ストイックに薄味のものよりは、うっすらとでも味がついているものを好む赤ちゃんもいます。 それから、離乳食のゴールはお母さんの作ったものが大人と一緒に食べれらることだと思います。決して、ベビーコーナーに並んでいるベビーフードを食べおうせることではありません。売られている離乳食のレパートリーのあまりの多さに"離乳食は買うもの"だと思っているお母さんにも出会います。ビンの蓋を開けただけの、お湯で溶かすだけの離乳食ではあまりにも味気ないと思いませんか? 特別なものじゃなくて良いのです。お母さんのお皿から取り分けたり、お料理の途中、味をつける前に少し取り分けたりしながら赤ちゃんとの食事を楽しんでください!! |
| 前のページ 次のページ |
1.人間は何を食べるようにできているの?2.複合汚染 3.安全な食事とは 4.アトピーについて 5.ビタミンAの大切さ 6.葉酸 7.離乳食について 8.楽しい食事 ―孤食じゃ気持ちは太らないー 9.子どものおやつーおやつイコールお菓子じゃない!?ー |